協会より
基本方針
一般社団法人山形県バレーボール協会は、山形県内におけるバレーボール界を統轄し代表する団体として、グローバル化、情報化、少子高齢化、格差拡大などの急激な環境変化の中、バレーボール競技の普及、振興および発展を図り、児童・青少年から高齢者に至るまで、県民の心身の健全な発達、維持および人間性の向上に寄与し豊かな地域社会の形成に貢献するため、基本方針を定め事業を推進する。
1.バレーボール力の強化
「普及と強化はすべての基本である」ことを念頭に
①本国体をはじめとする全国大会上位入賞を目指す。
②競技人口の拡大、選手の育成・強化、指導者の資質向上・強化体制の改善と内容の充実を図る。…一貫指導体制の確立(連携指導)
2.組織力の強化
①社会的責任を果たせる組織となるため、協会の価値向上を目指す(ブランデングの強化)。また、ガバナンス(組織による意思決定)を確立する。
②賛助会員の拡大や冠スポンサーなど収益増を図り財務基盤を強化する。
③広報活動の充実の充実を図る。
④コンプライアンス体制を強化し、暴力・体罰・ハラスメントの根絶に向けた対策(徹底した指導者教育)を推進していく。
協会概要
本協会は、昭和21年8月に山形県体育協会排球部協会として設立され、その後、永らく山形県バレーボール協会として活動してきましたが、平成27年度からは一般社団法人山形県バレーボール協会として新たにスタートすることになりました。
時代の流れや社会の変化に対応しながら、県内バレーボールの普及・振興、発展・強化にあたってきました。特に、1964年に開催された東京オリンピックを契機に、国内は一気にバレーボールの熱が高まり、日本のお家芸とまで言われた競技力は勿論、生涯スポーツとしても他のスポーツの先駆を切って発展してきました。本県においてもまた、バレーボール愛好者を中心に各連盟の組織作りや普及と指導、大会運営等に汗水を流し、今日の協会の形を作って来られました。
昨今、急速に進む少子高齢化やスポーツの多様化による影響が生じております。少子化による小・中・高の統廃合でチーム登録数が減少傾向にあり、更にスポーツに対する価値観の変化がバレーボール競技人口の減少に繋がっていると思われます。バレーボールの魅力や楽しさを子ども達にどう伝えるか、また、学校の枠を越えた指導、小⇒中⇒高⇒大(社会人)の連携と一貫指導の在り方など、将来をしっかり見据えて取り組んでまいります。
今後ともバレーボールを通した青少年の健全な育成と未来ある子ども達に夢を与えられるような幅広い活動を展開してまいります。